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2009/02/05

「二つの月の記憶」 岸田今日子

二つの月の記憶二つの月の記憶
(2008/01/18)
岸田 今日子

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★★★☆

とあるところでこの本が紹介されていたのを目にし、読んでみました。
女優として、あるいはナレーションやムーミンの声の岸田今日子さんしか知りませんでしたが、作家としての岸田さんは初、です。

病に倒れる直前まで「メフィスト」誌上に連載していた七つの珠玉の掌編を収録。少しの毒のあるユーモアと不思議な愛とエロス。
「BOOK」データベースより



読み始めると、現実と幻想を行ったり来たりするような、その独特な世界にすぐさま引き込まれます。
無駄を削ぎ落とした、簡潔で淡々とした文章に、逆に想像力を書きたてられます。
読み終えるのに2時間もかからない程度のボリュームですが、ところどころ立ち止まっては、その意味を自問自答しながらの濃い読書となりました。
私などでは計り知れない、岸田さんの深い世界観をちょっとだけ覗き見たような、不思議な感覚が残りました。
その世界は少し残酷で、どこか官能的。
表題作「二つの月の記憶」と「P婦人の冒険」が特に印象的でした。
以下七編収録
「オートバイ」
「二つの月の記憶」
「K村やすらぎの里」
「P婦人の冒険」
「赤い帽子」
「逆行の中の樹」
「引き裂かれて」
か行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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