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2008/05/16

「図書館内乱」 有川浩

図書館内乱図書館内乱
(2006/09/11)
有川 浩

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★★★☆☆
「図書館戦争」の続編をやっと読みました。
今回は短編もの、といっていいのか分かりませんが、脇役メンバーの小牧、柴崎、手塚らそれぞれにもスポットが当たったお話でした。
人物像がより深く描かれ、生い立ちや内側に抱えるものなどが明かされて、隙がないような彼らの存在が少し近くなった気がします。

また、前作は図書隊対メディア良化委員会のお話が主軸でしたが、今回は内乱、と銘打ってあるとおり図書館側の内部が主軸。
図書館に関わる諸問題に絡めて、組織内部の黒い部分や派閥間の軋轢、主義主張の対立、中立派の台頭、中央集権主義の介入などが各編にうまく織り込まれていて、一枚岩ではいかない組織の内情がよくわかるようになっていました。
それぞれのエピソードが独立した話のように見えて、それらの伏線が拾われて最終話につながるのですが、その構成はさすがです。
最終話は一気にひきこまれました。

免疫が出来たのか、それとも章ごとにメインの人物が入れ替わるからか、前作ほど怒涛の大興奮、というわけではありませんでしたが、要所要所で赤面・爆笑してしまうのは相変わらず(笑)

堂上教官、笠原の頭さわりすぎでしょ!と思わず言ってしまいたくなりますね。
このスキンシップの多さとベタ甘会話(しかも自覚なし)、上官と部下の関係とは言いがたい。
周りが見てられませんから、もうちょっと自制してください(笑)
面白い場面、思わず赤面してしまうような甘々なやり取り満載です。
なかでも、
「トリか貴様は!ドアまで三歩で忘れたか!」(←もちろん堂上発言)
に一番笑ってしまいました。
この慌てぶり!この動揺ぶり!!
今作は、この二人はもちろんのこと、ほかにも恋愛要素がかなり色濃いです。
月9連ドラ風ラブコメなので、当然なのかな?

あと、最後にああいう終わり方するの、ずるいと思うんですが(笑)

以下、覚え書き。
第1章「両親攪乱作戦」…郁メイン。両親が郁のもとへ訪ねてくる。託すってすごい言葉です…。
第2章「恋の障害」…小牧とその幼馴染の毬江がメイン。
第3章「美女の微笑み」…柴崎メイン。利用客のある男性が急接近。
第4章「兄と弟」…手塚兄弟メイン。手塚兄はこれから主要人物になりそうです。
第5章「図書館の明日はどっちだ」…郁メイン。査問の行方は。そして図書館の明日より、堂上班+柴崎の明日はどっちだ、と言いたいところ(笑)

関連図書の感想:「図書館戦争」有川浩
有川浩 | Comments(0) | Trackback(0)
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