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2007/10/07

「塩の街」 有川浩

塩の街塩の街
(2007/06)
有川 浩

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★★★☆☆

図書館で予約している「図書館戦争」シリーズがなかなか回ってこないので、こちらから先に読んでみました。
こちらは、有川さんデビュー作+番外編 となっていました。

東京湾に巨大な白い隕石らしき物体が落下する。
それと時を同じくして、人が塩と化し、まるで塩の彫刻のようになっていく現象が起こる。
この塩化という奇病は、原因・感染経路・治療方法不明で、一度塩化がはじまったら塩と成り果てるまでとどまることがなく、さらにその被害は拡大していっている、という奇抜な設定です。

そんな機能も倫理も崩壊した街、東京で細々と暮らしている女子高生の真奈と、年が10近く離れた「保護者」秋庭、この二人に関わる人達の物語。
現実離れしていますが、妙にリアリティがあるので、すんなり話に入っていけました。

特にキャラが確立していて人物の心理描写が丁寧なので、感情移入がしやすいです。
今読んでも面白いけれど、高校生くらいのときに読めば、もっともっとどっぷり漬かることができたんじゃないかと思います。

『世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた。
 その中の一つの恋が世界を救った。
 そのことを僕はこれから書こうと思う。』

切なくてとても素敵な、甘い甘い恋物語でした。
映像で見てみたい気がします。

話の中にでてくる歌「グリーングリーン」は学校の授業で習ったけれど、7番まであるなんて知りませんでした。

生と死、喪失と再生。
それに向き合うこと。知ること。伝えること。
大きなテーマが込められた深い歌詞だったんですね。
有川浩 | Comments(0) | Trackback(0)
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