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2012/12/12

「ここは退屈迎えに来て」 山内マリコ

ここは退屈迎えに来てここは退屈迎えに来て
(2012/08/24)
山内 マリコ

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★★★☆

地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。フレッシュな感性と技が冴えわたるデビュー作は、「R‐18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説集。
「BOOK」データベースより



全話、地方都市生まれの女の子が主役で、椎名一樹という男との接点をもつ連作短編。
ひとつひとつの話が面白く、連作として1冊で見たときにも距離を保ちつつ一体感のある素敵な構成でした。
イマドキ感のある軽やかでさらりとした文章だけど、言葉のセンスにたびたび心を掴まれることがあって面白い。

地方コンプレックスとでも言うのか、劣等感や焦燥、都会への過度な憧れ、妄想、現実とのずれなんかがおかしみを込めてリアルに描かれていました。
背景的にも年代的にも共感できる部分が多く、楽しめました。
受賞作の最後の話が、途中で妙にきゅんとして一番よかったかな。

これがデビュー作ということで、今後が楽しみな作家さんがまた一人増えました。
や行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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