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2012/11/06

「雨の塔」 宮木あや子

雨の塔雨の塔
(2007/11/26)
宮木 あや子

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★★★☆

資産家の娘だけが入学できるこの学校では、衣服も食べ物も思いのまま。だが自由と情報は与えられず、少女たちは閉ざされた世界で、家のための“駒”として使われる日を待つばかり。そんな彼女たちの間にいつしか芽生えたのは、愛情、関心、嫉妬、執着。そして一通の手紙が四人の運命を変える―。
「BOOK」データベースより



学校という体裁で作られた世間から隔絶した場所で、籠の中の鳥のように過ごす少女たち。
自らを縛る出自や未来への諦めと絶望、それぞれが抱える痛みや心の闇に、息詰まる思いでした。
そんな彼女たちが心の隙間を埋め、精神的な支えを得ようともがく姿がまた痛々しく、悲しい。
でもそこに描かれている様は優美で硬質で、日本のどこかでありながら別世界の物語を読んでいるような。

「花宵道中」以来の宮木あや子さんでした。
いまひとつ物足りない感じも受けたかな、設定は面白いのだけど。
なんだかんだで、矢咲に一番狂気を感じました。
ま行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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