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2011/10/04

「子どもたちは夜と遊ぶ」 辻村深月

子どもたちは夜と遊ぶ(上)子どもたちは夜と遊ぶ(上)
(2005/05/10)
辻村 深月

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子どもたちは夜と遊ぶ (下)子どもたちは夜と遊ぶ (下)
(2005/05/10)
辻村 深月

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★★★★

優しく触れようとしても壊してしまう、大人になりきれない子どもたちは、暗い恋の闇路へと迷い込んでしまった…。同じ大学に通う仲間、浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く一方通行の片想いの歯車は、思わぬ連続殺人事件と絡まり、悲しくも残酷な方向へと狂い始める。掛け違えた恋のボタンと、絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待っているのか。
「BOOK」データベースより(上巻)

もう、一人の夜には帰りたくない―。残虐非道な事件に潜む、孤独な殺人鬼と彼を操る共犯者の存在。罪の意識に苛まれながらも、二人の間で繰り返される恐ろしい殺人という名の遊びは、一体いつまで続くのか!?そして傷つけずには愛せない、歪で悲しい恋の行方の結末とは…。辛い過去を孕んだ事件の真相は少しずつ解き明かされ、漆黒の闇を照らしていく。
「BOOK」データベースより(下巻)



辻村深月さんの長編を読むといつものことだけど、上巻を1週間くらいかけて、下巻を1日で読んでしまいました。
今度こそ騙されない!と注意深く読んでいても、ある部分で完全に騙されてしまったミスリードの巧さ。
(でも今回の「i」の正体は予想が当たったので、してやったり。…それも作者の計算のうちだったりして。)
とくに下巻から畳みかけてくる、痛々しさと熱い感情の波に心が翻弄されて、ページを繰る手がとまりませんでした。
さすがです。

この話を、ネタばれしないように感想を書くのは難しい。
切なくて苦しい残酷な物語だけれど、最後に少しだけ救われたような。
でも、やっぱり罪のない人が理不尽に殺められていくことを、正当化はできない。
ざらついた苦い気持ちは残りました。

昔読んだ「ぼくのメジャースプーン」ともつながってると知りましたが、内容をほとんど忘れてしまっているので、読み返したいな。
あちらもすごく、えぐられるような話だったですけどね(笑)
辻村深月 | Comments(0) | Trackback(0)
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