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2007/10/10

「FINE DAYS」 本多孝好

Fine days―恋愛小説Fine days―恋愛小説
(2003/03)
本多 孝好

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★★☆☆☆

評判がいいようなので読んでみました。
期待値が上がっていたので、辛口な感想になってしまいました。

下記の内容説明だけを見て、恋愛小説なんだと思って読み始めたので、まず面食らいました(笑)

僕は今の君が大好きだよ。たとえ、君自身が、やがて今の君を必要としなくなっても-。表題作のほか「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」の全4作のラブ・ストーリーを収録。
「MARC」データベースより


どちらかといえばミステリー風、ほんの少しホラー調のような不思議なお話です。
程度は違いますが、どの話も背筋がぞわぞわっと薄ら寒く感じるような空気感があります。
最初から最後まで不思議というのではなく、現実的なところもあり、その境界を行ったりきたりしているかのようです。

正直に言うと感情移入は難しいし、心に響いてこなかったので、こういう雰囲気を楽しむ本なのかもしれません。
文章は落ち着いた印象で、とても読みやすいです。
4つのお話とも「絵」が出てくるので、ある意味、キーになっているのかなと思いました。

「FINE DAYS」
思ってもいない方向に話が進んでいったので、途中で、え~!?と驚かされました。
そして最後、あ、そういうオチね(笑)という感じで終わりました。
語り手の飼っているダックスフントがいい味を出しています。

「イエスタデイズ」
ありがちな感じのお話ですが、少し切なく、爽やかで、読後感はよかったです。

「眠りのための暖かな場所」
題名から連想するイメージに反して、不気味さが漂っています。
「本当だな。まったく」
「もう行けよ」
「出るぞ」
終始こういう口調の女性は、私の周りにいません。
なので、そこに逐一引っかかり、違和感を感じてしっくりきませんでした。
でも、彼女と教授とのやりとりは少しおもしろいです。

「シェード」
話の雰囲気はこれが一番好きでした。
話の筋は早い段階で読めてしまいましたが、老女の語る話と、聞いている「僕」の回想が重なっていくところは、引き込まれます。

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