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2010/10/05

「アイスクリン強し」 畠中恵

アイスクリン強しアイスクリン強し
(2008/10/21)
畠中 恵

商品詳細を見る

★★★☆

ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン、シユウクリーム、スイートポテト。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わり、新たな品々が数多登場。そんなスイーツ文明開化の東京で、孤児として生まれ育った真次郎は、念願の西洋菓子屋・風琴屋を開いた。そこには今日もまた、甘い菓子目当てに若い元幕臣の警官達がやってくる。菓子作りの修業に精を出したい真次郎に、厄介事が次々と…。著者の魅力全開!明治の築地居留地で、西洋菓子屋の若主人と元幕臣の警官達「若様組」が繰り広げる「スイーツ文明開化」騒動記。
「BOOK」データベースより



物語は、明治二十三年の東京を舞台としています。
畠中恵さんは、「しゃばけ」シリーズの印象が強くて、つい江戸時代のお話が得意なのかなと思っていましたが(他のシリーズもそうだし)、今回は明治時代。
鎖国が終わり、文明開化で西洋の文化が怒涛のごとく入り込んでき、そこらじゅうに新しいものが溢れ、政府が移ってこれまでの生活ががらりと変わる、そんな時代に生きる若者たちを描いたこの物語、興味深く読みました。

畠中さんの描かれる物語は、どこかほんわかしていて、切実さというか現実味はいつも少し薄いのですよね。
だから、歴史小説というよりは、明治時代によく似た世界のファンタジーっぽくも感じるのですが、一話一話は面白くて、あっという間に読み終えました。

ただ、1冊の単行本として読んだときには、話と話がつながらない部分もあり、読者には少し不親切。
特に、「ゼリーケーキ儚し」の後にそのまま「ワッフルス熱し」と続くところは、私がページを読み飛ばしたのかと、少し前を見直してしまったほどです。

うやむやになっているところが、今後シリーズ化されることによって、丁寧に掘り下げて描かれていくのならいいのだけど、この1冊で完結となると残念です。
ということで、続編希望です!



チョコレイト甘し
シユウクリーム危うし
アイスクリン強し
ゼリーケーキ儚し
ワッフルス熱し
畠中恵 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
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No title
>鍵コメさん
そうですね、信じましょう!

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