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2009/04/14

「ことば汁」 小池昌代

ことば汁ことば汁
(2008/09)
小池 昌代

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★★★☆

モノクロームの日常から、あやしく甘い耽溺の森へ。詩人につかえる女、孤独なカーテン職人。魅入られた者たちが、ケモノになる瞬間―川端康成文学賞受賞の名手が誘う幻想の物語六篇。
「BOOK」データベースより



偶然なんだけど、日常や現実から逸脱した話をこのところよく読んでいるような気がします。
実は昔はつかみどころのない話は苦手だったのですが、最近はすっかり好きになりました。

小池昌代さんは、初読みです。
このところ多忙なんですが、バタバタしているときにさらっと読むような本じゃないかな。
できればこの物語の中にどっぷり浸かって読みたかったです。
深みにはまって抜けられないような、怖さもありますが。

気付けば、日常から妖しくも不思議な世界へふっと足を踏み入れている感じ。
でも、とても生々しくもあります。
年齢を重ねた女性の言い知れぬ悲哀と、くすぶるどろっとした欲望を強く感じる話が多かったです。

以下6編収録。
「女房」
「つの」
「すずめ」
「花火」
「野うさぎ」
「りぼん」

特に印象深かったのは「つの」と「花火」。
全体的に言葉のチョイスにはっとさせられることが多かったです。
詩人さんだそうなので、小池さんの詩も読んでみたいです。
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