--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2009/03/17

「戸村飯店青春100連発」 瀬尾まいこ

戸村飯店青春100連発戸村飯店青春100連発
(2008/03/20)
瀬尾 まいこ

商品詳細を見る

★★★★

大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店の二人の息子は、性格も見た目もまるで正反対。東京、大阪と離れてくらす兄弟が再会をきっかけに人生を見つめ直していく。一番大切なことは近すぎて見えないもの。単純でバカでかっこわるいけどかっこいい男子の姿を見事に描いた、瀬尾まいこ・渾身の一作。
理論社HPより



好きな作家さんを5人挙げろと言われれば、迷わず瀬尾まいこさんをその1人に選ぶ、瀬尾さん好きです。
文章の読みやすさ、人物の魅力、人との距離感、話の雰囲気、たまりません(笑)
久々に瀬尾さんの小説を読んで、やっぱり大好きだなぁと思いました。

期限ぎりぎりで読みきったので、簡単に。

大阪の下町で中華料理店を営んでいる戸村家の、息子二人の物語。
次男のコウスケは、勉強はできないけど単純で明朗快活な野球少年で、常連客の笑いをとったり、店の手伝いをしたりとすっかりなじんでいる。
長男のヘイスケは、関西人でありながら下町や店の空気になじまず、クールで要領がよく、女の子にもよくモテる。
一歳差のこの兄弟は、それほど仲良くもなく交わす言葉も少ないのだけど、高校卒業という時期に差しかかり、それぞれの将来のことが、互いの距離感に微妙な変化をもたらしていきます。

戸村飯店の大阪の下町を感じさせる、こてこての会話がとても楽しくて、何度も笑いました。
でも、東京へ行ったヘイスケの周囲だって負けずにおもしろおかしくて、大阪の描かれ方も、東京の描かれ方もそれぞれによかったです。
登場人物全員が愛すべき人たちに感じられ、読んでいて心地よかったです。
これぞ瀬尾まいこワールド!

コウスケはコウスケなりに、ヘイスケはヘイスケなりに、悩み、迷い、少し大人になります。
結末はなんとなく予想できるものなんだけど、そうであって欲しかったのでよかった。
温かい気持ちになりました。
瀬尾まいこ | Comments(0) | Trackback(0)
Comment

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。