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2012/06/28

「クジラの彼」 有川浩

クジラの彼クジラの彼
(2007/02)
有川 浩

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★★★☆

男前でかわいい彼女たちの最強恋愛小説。
「BOOK」データベースより


久しぶりに有川浩さん。
お得意の自衛隊を舞台とした、恋愛短編集です。
私自身がテンションの低い時期だったので、読むタイミングを間違えたかなと思います。
面白かったけど、あまり萌えなかったな。

未読の作品のスピンオフが多かったせいもあるかもしれません。
下地があってこその面白さもあるだろうし、先に「海の底」と「空の中」を読んでおけば、また違った思い入れもあったのかも。
あと、有川さんの作品は長編のほうがはまれます、個人的に。
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有川浩 | Comments(0) | Trackback(0)
2012/06/28

「絲的メイソウ」 絲山秋子

絲的メイソウ絲的メイソウ
(2006/07/22)
絲山 秋子

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★★★★

迷走、遁走、逆走、疾走、そして、メイソウ―あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、決してまっすぐには進まない、絲山秋子の偽らざる日々。珠玉?の初エッセイ集。
「BOOK」データベースより


初めて読む、絲山さんのエッセイ。
かなり面白かったです。
病院の待合室で読んでいましたが、吹き出しそうになることが多くて大変でした。
こんなこと書いちゃっていいの?と心配になるくらい、清々しいほど遠慮や恥じらいなく書かれたエッセイです。
こういう人だったんだなぁと好きになりました。

エッセイ | Comments(0) | Trackback(0)
2012/06/28

「夢違」 恩田陸

夢違夢違
(2011/11/11)
恩田 陸

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★★★☆

夢を映像として記録し、デジタル化した「夢札」。夢を解析する「夢判断」を職業とする浩章は、亡くなったはずの女の影に悩まされていた。予知夢を見る女、結衣子。俺は幽霊を視ているのだろうか?そんな折、浩章のもとに奇妙な依頼が舞い込む。各地の小学校で頻発する集団白昼夢。狂乱に陥った子供たちの「夢札」を視た浩章は、そこにある符合を見出す。悪夢を変えることはできるのか。夢の源を追い、奈良・吉野に向かった浩章を待っていたものは―。人は何処まで“視る”ことができるのか?物語の地平を変える、恩田陸の新境地。
「BOOK」データベースより



「違和感」という言葉が多用されていて、日常のなかに生じる小さなズレに怖さを感じました。
途中途中でけっこう怖かったです。
ぐいぐい引き込まれて、分厚い本もあっという間でした。

が、結末が残念かな。
他の方のレビューを読んでみて知りましたが、恩田陸さんはこういうはっきりしない終わり方の作品が多いんですね。
結末の手前まですごく惹きつけられていただけに、これで終わり?と拍子抜けしてしまいました。
あ行その他 | Comments(2) | Trackback(1)
2012/06/07

「春から夏、やがて冬」 歌野晶午

春から夏、やがて冬春から夏、やがて冬
(2011/10)
歌野 晶午

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★★★☆

スーパーの保安責任者の男と、万引き犯の女。偶然の出会いは神の思い召しか、悪魔の罠か?これは“絶望”と“救済”のミステリーだ。
「BOOK」データベースより



「葉桜の季節に君を想うということ」を読んで以来の久しぶりの作家さんです。
直木賞候補に挙がっていた作品なので、図書館で予約していました。

淀みなくすらすらと読める文章です。
はじめから重たい話ですが、場面展開がスピーディーで、飽きることなくぐいぐい読めました。

ネタばれしないように書くの難しいな…。
違う形の結末をどこか期待して読んでいました。
小説として面白いとは思うんだけど、虚しさとやるせなさにぐったりとしてしまいました。
あ行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2012/06/01

「眺望絶佳」 中島京子

眺望絶佳眺望絶佳
(2012/02/01)
中島 京子

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★★★☆

昭和33年、東京タワーが立ったあの頃から遠くここまで来てしまった。それでもわたしたちは立っていなければならない。スカイツリーのように。もの悲しくも優雅な、東京タワーとスカイツリーの往復書簡。2011年の静謐と小さな奇跡を切りとった、「東京」短篇集。
「BOOK」データベースより



偶然手に取ったのが、タイミング良くスカイツリー開業前の時期でした。
スカイツリーの往信と東京タワーの復信にはさまれる形で、東京で暮らす人たちの8つのエピソードが綴られています。
良くも悪くも、今という時代をありありと感じる物語。
不思議な余韻に浸ったり、心をざわつかせたりしながら一編一編を味わいました。

あなたとわたしは、立っていなければなりません。


人々の営み、街の移り変わり、自然災害、そしてあの大地震。
いろんなものを見てきた東京タワーが、後輩のスカイツリーに贈った言葉です。

物珍しく楽しい反面、見たくないものも数多くある、はるか下の世界。
何もできずにただ立っていることしかできないけれど、変わらずにそこに在り続けることで、見上げる人々が安心し、「明日を生きる活力を身に蘇らせることができる」のだと。
正直、東京に住んでいるわけではないので実感の湧かないものでしたが、よくよく見慣れたものを心の拠り所としている人は案外多いのかもしれません。

2つの塔は、この先どんなものを見ていくことになるのか、そんなことを思いながら、本を閉じました。
中島京子 | Comments(0) | Trackback(0)
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