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2011/06/30

「モノレールねこ」 加納朋子

モノレールねこ (文春文庫)モノレールねこ (文春文庫)
(2009/06/10)
加納 朋子

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★★☆☆


小学生のぼくは、ねこの首輪に挟んだ手紙で「タカキ」と文通をする。ある日、ねこが車に轢かれて死に、タカキとの交流は途絶えたが…。表題作の「モノレールねこ」ほか、ザリガニの俺が、家族を見守る「バルタン最期の日」など、夫婦、親子、職場の同僚など、日常にさりげなく現われる、大切な人との絆を描いた8編。
「BOOK」データベースより



この中の多くの話には、死が身近に存在します。
でもどれもとても温かく、ほっと優しい気持ちになれる短編集でした。
ただ、初めて読む作家さんだったんですが、とても個人的な好みの問題で、なんとなく語り口のテイストが肌に合わないなぁと感じてしまったのも事実です。
物語自体よりも、そちらのほうが気になってしまって、半歩ほど引いて読んでしまったのは少しもったいなかったかな。


以下8編収録。
・モノレールねこ
・パズルの中の犬
・マイ・フーリッシュ・アンクル
・シンデレラのお城
・セイムタイム・ネクストイヤー
・ちょうちょう
・ポトスの樹
・バルタン最期の日

特に印象に残っているのは、「パズルの中の犬」と「バルタン最期の日」です。

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か行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2011/06/16

「くまちゃん」 角田光代

くまちゃんくまちゃん
(2009/03)
角田 光代

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★★★☆

4回ふられても私はまた、恋をした。なんてことだろう。あんなにつらい思いをしたというのに。きっとここにあなたがいる、傑作恋愛小説。
「BOOK」データベースより



内容を知らないまま、かわいいタイトルと装丁だなぁと思って借りてみたら、ちょっと痛みのある短編集でした。

主人公は恋をし、失恋する。
次の物語ではその恋の相手が主人公となり、別の人に恋をし、失恋する。
それを繰り返していく、連作短編。

なんだか角田光代さんらしい1冊。
いろんな恋愛観が巧みに描かれていて、振られた側だけでなく振る側の気持ちも次の編で垣間見えて面白く、うまいなーと思いました。

ただ、登場人物に生活態度や将来設計があまりにもしっかりしてない人が多すぎて、ちょっと共感できない部分も多かったかな。
もちろん、そういう人物たちだからこそ、失恋の後に大きく成長を見せるわけで、おお、と嬉しくなるわけではありますが。


けれど槇仁は知っていた。希麻子のいう成功がどんなものかはよくわからないが、しかし、何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない。意識のなかから他人という概念がそっくりそのまま抜け落ちて、あとはもう、自分しかいない。自分が何をやりたいかしかない。

角田光代 | Comments(0) | Trackback(0)
2011/06/10

「小暮荘物語」 三浦しをん

木暮荘物語木暮荘物語
(2010/10/29)
三浦しをん

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★★★★

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年。空き室あります!安譜請ですが、人肌のぬくもりと、心地よいつながりがあるアパートです。うまい、深い、面白い。三拍子揃った会心作。
「BOOK」データベースより



気軽に読める感じの連作短編なので油断して読んでいたら、最後から2話目で号泣してしまいました。
三浦しをんさん、やっぱり面白い。
三浦しをん | Comments(0) | Trackback(0)
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