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2009/07/10

「つむじ風食堂の夜」 吉田篤弘

つむじ風食堂の夜つむじ風食堂の夜
(2002/12)
吉田 篤弘

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★★★☆
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や行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/07/10

「薄妃の恋」 仁木英之

薄妃の恋―僕僕先生薄妃の恋―僕僕先生
(2008/09)
仁木 英之

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★★★☆

小生意気な美少女仙人と、気弱な弟子の王弁くん。今度の旅で出会ったのは、恋に焦がれた女の想いが妖異に姿を変えた薄妃―。人気沸騰の中国冒険ロードノベル、最新作6編を揃えたシリーズ第2弾。
「BOOK」データベースより


前作「僕僕先生」を読んだのはそんなに前のことではないような気がしていたのですが、感想の記録がなかったので、このブログを始める前だったようです。
とても面白かったのを覚えています。
図書館で今作を見かけて、続編が出ていることにやっと気付き、読みました。
ちなみに物語と登場人物のおさらいは、こちらでできます。→僕僕先生―ぼくぼくステーション
装画・挿画を担当されている三木謙次さんのイラストがかわいらしくて、ファンタジーのこの物語ともぴったり合っていて好きです。

中国の唐代を舞台として、仙人の僕僕と弟子の王弁が旅をしながらいろんな出来事や事件に遭遇し、それを解決していく冒険ファンタジー。
僕僕は美少女の姿をしているけれど、仙人だけあっていろんな姿にかわることができ、実は性別も明かされていません。
その弟子となった王弁は、僕僕に対し恋心を抱いているのですが、僕僕は人の心を読めるので、王弁の思考はすべてお見通し。
2人の会話のコミカルさが面白く、また各話で登場する仙人や妖怪などのキャラクターも個性的です。

中国が舞台ということで、地名や人名が漢字表記なので、慣れない漢字にときどき読み仮名を忘れてしまう(情けない…)のがたまにキズですが、文章はとても読みやすく、すんなりと物語に入れます。

仙人である僕僕先生と、仙骨を持たない王弁君の関係がどうなっていくのか、何やらきな臭い面縛の道士の存在など、今後の展開が気になるところ。
次作も出ているようなので、さっそく図書館に予約を入れました。
仁木英之 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/07/04

「永遠に来ないバス」 小池昌代

永遠に来ないバス
永遠に来ないバス
★★★☆

本詩集には様々な“水”が登場する。それは、あるときには汚水であり、雨やシャワーの流水であり、私たちを満たし、その端から滑り落ちていこうとする水である。湯気のように現実の周囲を漂う、くらさや気怠さにもかかわらず、丸みのある、肌触りのよいことばたちは、常に明るい陽の方を向いている。何かを欠き、不安を抱えて生きる、私たちの傾斜の角度をあるがままに感知し、その微かな陥没までをも直観し、あざやかな、ことばへの転換を図る。鮮烈な第一詩集『水の町から歩き出して』、現代詩ラ・メール新人賞受賞の第二詩集『青果祭』から6年を経て、いまだみずみずしくも、安定した技法を定着させた詩人の、注目すべき新詩集。
「BOOK」データベースより


最近小説を読んで気になっていた、小池昌代さんの詩集を図書館で見つけました。
はしがきの「つり橋」を含めると25の詩が収録。
パッと読んだだけでは意味の分からないものもあったのだけれど、心に迫ったものだけを味わうことに。
(意味を読み解くことを放棄してます 笑)

時間、空間、瞬間、という「間」の感覚を鋭く切り取っているという印象を持ちました。
特に印象に残った詩は、「永遠に来ないバス」「空豆がのこる」「靴ずれをめぐって」「あいだ」「蜜柑のように」「手を洗うひと」。
動と静の両方の詩がありますが、私はどちらかといえば静のほうに惹かれたようです。

自分では意識しなかったのだけど、解説文を読んで、改めて“水”の出てくる詩が多いことに気付かされました。
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詩歌 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/07/02

「こうふく みどりの」 西加奈子

こうふく みどりのこうふく みどりの
(2008/02/28)
西 加奈子

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★★★★

以前「こうふく あかの」を読んで以来、少し間が空いてしまいましたが、やっとこちらを読むことができました。
途中からは一気読み、号泣でした。
母と娘、という関係を考えさせられたり、女の生き方を考えさせられたり、身近な面で自分自身に近いテーマだったからなのかも。

物語は、辰巳緑という14歳の少女の目線で描かれ、辰巳家の面々と、緑の学校生活が中心となっています。
関西弁で飾らない緑の語りは現実味を感じるし、緑の目に入る文字が太字となってそのまま書かれているのが、唐突だったり、逆にピッタリと合って話に活かされていたりして、おもしろかったです。

緑のおばあちゃん、未婚の母であるお母さん、従姉妹で出戻りの藍ちゃん、藍ちゃんの娘の桃ちゃん、猫のカミさん、ホトケさん、犬のポックリさん。
女性(とメス)だけしかいない、という複雑な家庭環境だけれど、辰巳家にはゆったりとした空気が流れ、とても居心地がよく、話を聞いてもらいたくて、お客さんが引きも切らずやってきます。
そんななか、近所に越してきた転校生、コジマケンの存在が気になり始め…物語は動き始めます。

以下ネタバレがあります。
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西加奈子 | Comments(0) | Trackback(0)
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