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2009/06/19

「タタド」 小池昌代

タタドタタド
(2007/07)
小池 昌代

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★★★★

20年連れ添った夫婦とそれぞれの友人。50代の男女4人が海辺のセカンドハウスに集まってくる。海藻を拾ったり、夏みかんを齧ったり、あどけないような時間のなか、倦怠と淡い官能が交差して、やがて「決壊」の朝がやってくる―。川端賞受賞作「タタド」、海辺で夫を待つ女と、風、砂、水、光による侵食を描く「波を待って」、同級生夫婦の家での奇妙な住みこみの仕事を描く「45文字」。全3篇収録の傑作短篇集。川端康成文学賞受賞。
「BOOK」データベースより



小池昌代さん、2冊目。
何やら不穏な空気をはらんで進んでいく3つの話。
小池さんの書く文章はやはり美しく、魅力的です。
生を強烈に生々しく感じさせる一方で、その刹那に死のにおいが漂ってくるかのよう。
物事は、ちょっとしたきっかけでがらりと一変する。
その抗えない流れに、いつの間にか巻き込まれている(もしくは巻き込んでいる)のが恐ろしい。

小池さんの作品、まだまだ読み足りません。
物語に、というよりも言葉と文章に中毒性があるのかも。
そう、物語の私の好みは、心温かくなるような、胸熱くなるような、そんな話なので、本来ならそこまで興味が続かないはず。
それでも、ぞくっとする一文に心をわしづかみにされ、もっと読んでみたくなるのです。

以下3編収録
「タタド」
「波を待って」
「45文字」
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