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2009/02/27

「ギフト」 日明 恩

ギフトギフト
(2008/06/17)
日明 恩

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★★★☆

作者の日明恩さん、たちもりめぐみさんと読むそうで、すぐに読み方を忘れそうだ(笑)
感想を書く前に図書館へ返したので、簡単にメモ。

※以下、ネタバレ箇所あり、です。
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た行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/02/24

「ラジ&ピース」 絲山秋子

ラジ&ピースラジ&ピース
(2008/07/31)
絲山 秋子

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★★★☆

彼女の心は、何も入っていない冷蔵庫のようにしんと冷えていた―。それでも電波は、必ずラジオを見つけて鳴らす。女性DJの心を描く、絲山秋子の最新小説。
「BOOK」データベースより



絲山さんの本は何冊か読んできたけど、文章が簡潔でさっぱりしていて、男前って言葉が似合うと勝手に思っています。

「世の中には、狂人と変態以外いません」
「よかったじゃん、変な感謝状なんて貰うより焼酎もらって」
ものの感じ方や捉え方は面白いけど、登場人物の考え方や行動に共感したり、感情移入したりすることはあまりないです。
相容れない考え方を読んでも、反発心が生まれたり、不愉快になったりもせず、むしろ、心地よいし、清々しさを感じます。
なんだか不思議です。

続きはネタバレになるかもしれませんのでご注意ください。
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絲山秋子 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/02/20

「ロードムービー」 辻村深月

ロードムービーロードムービー
(2008/10/24)
辻村 深月

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★★★☆

一緒に迷って、一緒に泣いて――早く大人になりたい、と思った。
『冷たい校舎の時は止まる』から生まれた珠玉の短編集 ほろ苦くも優しい辻村ワールドへようこそ。

誰もが不安を抱えて歩き続ける、未来への“道”。子どもが感じる無力感、青春の生きにくさ、幼さゆえの不器用……。それぞれの物語を、優しく包み込んで真正面から描いた珠玉の3編を収録。涙がこぼれ落ちる感動の欠片が、私たちの背中をそっと押してくれます。はじめましての方にも、ずっと応援してくれた方にも。
大好きな“彼ら”にも、きっとまた会えるはず。
講談社HPより


昨年読んだ「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフということで、本編の記憶がまだあるうちに読んでみました。
辻村深月さんの話は、登場人物がよく他の話とリンクしていて、その人物説明がほとんどないので、読む間隔が空いたり、読む順番を間違えると、ちょっと面白さが半減してしまうところがあります。
少し不親切で排他的なところも、魅力の一つなのかもしれないけど。

今作はめずらしく短編集で、話題自体はありがちながらも、辻村さんらしい心の痛みとやわらかな優しさを感じる話でした。

以下、タイトルに「道」という言葉が入った3編収録。
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辻村深月 | Comments(2) | Trackback(1)
2009/02/16

「平台がおまちかね」 大崎梢

平台がおまちかね
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
★★★☆

自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ…、文学賞の贈呈式では、当日、会場に受賞者が現れない…!?新人出版社営業部員の井辻くんは、個性的な面々に囲まれながら、波爛万丈の日々を奮闘中。本が好き。でも、とある事情で編集部にはいきたくなかった井辻くんの、ハートフル・ミステリ。“出版社営業・井辻智紀の業務日誌”シリーズ第一弾。
「BOOK」データベースより


ひとつの書店の中が中心の成風堂シリーズよりも、出版社営業の井辻くんがいろんな人と関わり合うこちらのほうが、バラエティに富んでいて好きかもしれません。
出版社の営業の仕事というのは、私にはなじみのないもので、新鮮だったというのもありますし。

日常に起こった出来事の謎解きは読んでいて楽しいんだけど、私はどちらかというとその人の内面や人間関係をテーマに描いたものが好きなので、中でも「絵本の神さま」が断トツでよかったです。
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あ行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/02/06

「悪人」 吉田修一

悪人悪人
(2007/04/06)
吉田 修一

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★★★★

実はずっと前に一度読みかけたものの、返却期限が来てすぐに返してしまった本ですが、今回は、勢いに任せてほぼ一日で読みきりました。
ただ、感想をまとめるのに時間がかかりました。
心にいろんな感情を巻き起こして、嵐のように通り過ぎ、読み終えて数日経つ今も整理が付かないでいます。

物語は、若い女性が殺され、その加害者の男が捕まるまでを追い、まさに実際に起きた事件のノンフィクションを読むかのようでした。
被害者、加害者、その家族や周囲の人々のそれまでの暮らしぶりと、その事件が起きてからの状況が克明に描かれています。
そして、被害者・加害者をどう思っていたか、事件をどう思うかという知人らのインタビュー調の独白も折り挟まれ、それぞれの視点の違いが浮き彫りにされます。

舞台は福岡・長崎・佐賀などなじみのある地域で、この物語が余計にリアルに感じられました。

※続きはネタバレしている箇所があります。
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や行その他 | Comments(0) | Trackback(1)
2009/02/05

「二つの月の記憶」 岸田今日子

二つの月の記憶二つの月の記憶
(2008/01/18)
岸田 今日子

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★★★☆

とあるところでこの本が紹介されていたのを目にし、読んでみました。
女優として、あるいはナレーションやムーミンの声の岸田今日子さんしか知りませんでしたが、作家としての岸田さんは初、です。

病に倒れる直前まで「メフィスト」誌上に連載していた七つの珠玉の掌編を収録。少しの毒のあるユーモアと不思議な愛とエロス。
「BOOK」データベースより



読み始めると、現実と幻想を行ったり来たりするような、その独特な世界にすぐさま引き込まれます。
無駄を削ぎ落とした、簡潔で淡々とした文章に、逆に想像力を書きたてられます。
読み終えるのに2時間もかからない程度のボリュームですが、ところどころ立ち止まっては、その意味を自問自答しながらの濃い読書となりました。
私などでは計り知れない、岸田さんの深い世界観をちょっとだけ覗き見たような、不思議な感覚が残りました。
その世界は少し残酷で、どこか官能的。
表題作「二つの月の記憶」と「P婦人の冒険」が特に印象的でした。
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か行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/02/02

「遊女のあと」 諸田玲子

遊女(ゆめ)のあと遊女(ゆめ)のあと
(2008/04)
諸田 玲子

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★★★☆

江戸の男は妻を斬らねばならなかった。福岡の女は夫から逃れてきた。二人は流れ流れて、めぐり会う。質素倹約を強いる八代将軍吉宗に対抗し、遊興を奨励し、空前の繁栄を謳歌する尾張名古屋で。男と女も夢に酔う。巨大な政争の具となっていたことも知らずに。歴史時代物でしか味わえない、壮大な人間ドラマを描く傑作長篇。
新潮社HPより



題名は「ゆめのあと」と読みます。
勘違いしてしまいそうですが、遊郭のお話ではありません。

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ま行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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