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2008/07/28

「さよならサンドイッチ」 前川梓

さよならサンドイッチ (ダ・ヴィンチブックス)さよならサンドイッチ (ダ・ヴィンチブックス)
(2007/08/22)
前川梓

商品詳細を見る

★★★☆☆

恋人を他の女の子に奪われたアキヨ、「出来事」が欲しくて見知らぬ男性に声をかけるユキ、「自分の置き場所」欲しさに元彼に電話をするレイ、暴力を振るう彼氏から離れられないマコ……。それぞれに恋の痛みを抱える7人の女の子たちを描いた連作短編集。
メディアファクトリーHPより


20代前半の、社会人や大学生の女の子たちの恋愛がテーマになっている、短編集です。
著者もその年代らしいので、等身大ともいえる物語でしょうか。
恋を失って心に空白を抱えた「箱をしまう」と「まだ、時々、月」というお話がよかったです。

ネットで見たところ、あまり評判がよくないようですが、私はわりと好感を持って読みました。
心の機微が繊細に綴られています。
が、感想を書くまでに2日ほど空いてしまい、早くも印象が薄れています。
心に残りにくいかな。

簡単な言葉のわりに、文章が少しねじれているように感じられ、ときどき読みづらいです。

3話目で急に名前がリンクしているのに気付きましたが、短編に出てくる登場人物どうしにつながりがあります。
連作短編って好きなんですが、この作品に関しては、あまり連作としての魅力を感じることができませんでした。
つながりをまとめたような最終話の「Sand.01」を読んでいるとき、無性に眠くなりました。
本の題名とも関わってくる話なので、きっと思いのこもった作品なんだと思いますが、なんだかよく分かりませんでしたし。

それぞれの主人公に共感できるかというと、そうでもないものが多いんだけれど(不倫も暴力男も嫌です)、彼女たちの感情の端々にある何かは、ほんの少しずつ分かるような気がして、私がどこかに置いてきてしまったもののような気もして、不器用さやひたむきさがまぶしく感じられました。
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ま行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/07/26

「禁断のパンダ」 拓未司

禁断のパンダ禁断のパンダ
(2008/01/11)
拓未 司

商品詳細を見る

★★★☆☆

柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらには義明も失踪していることを知り……。
表紙折り返しより


甘いかなぁと迷いつつも星3つにしました。
展開やミステリー部分にアラは目立ちますが、ある部分以外では楽しんで読みましたし。
でも、読後感だけだと星1つになってしまいますね。

第5回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作です。
ちなみに、「このミステリーがすごい!」の募集対象は「エンターテイメントを第一義の目的とした広義のミステリー」とのことなので、必ずしも本格ミステリーが選ばれるわけではないんですね。

料理人幸太と刑事の青山、それぞれの視点で話が進んでいきます。
その両者がどのように絡んでいくのか、期待しながら読んだわけですが…。
選評にもありましたが、警察側はあまりぱっとしませんでしたね。

以下、ネタバレになりそうなので、ご注意ください。
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た行その他 | Comments(0) | Trackback(1)
2008/07/14

「神様のパズル」 機本伸司

神様のパズル神様のパズル
(2002/11)
機本 伸司

商品詳細を見る

★★★☆☆

卒業ゼミに素粒子物理学研究室を選択した留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題。なにしろ穂瑞ときたら、精子バンクを利用して生まれた天才児で、建設中の巨大加速器「むげん」の発案者でありながら、その天才さゆえに大学側も持て余し気味という問題児なのだから。案の定、僕を鼻であしらう穂瑞だったが、一人の老聴講生・橋詰さんの発した究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんとそれを討論テーマとしてゼミに現れたのだ! 僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが……。「宇宙の作り方」という壮大なテーマを、みずみずしく軽やかに描き切った大型SF!
角川春樹事務所HPより


またもや時間がなくて雑感のみです。

映画化されたということで、気になって借りてきたのですが。
この本を読み終えるのにどれだけ時間がかかったんだろう、というほど読み進まないお話でした。
お話がおもしろくなかったとか、退屈だったとかではなく「物理」がまったく分からなかったからなんです(泣)
ひっきりなしに出てくる専門用語と、論理や説明がさっぱり分からず、まず拒否反応。
慣れるまでにかなりの時間を要してしまいました。
完全に文系の私は、物理には中学の授業以来まったく関わりなく生きてきたので、一般常識的なことですら、知らないか、忘れてるかです。
お話は、綿貫という大学生が日記を書いている体裁で話が進んでいくので、劣等生の彼が分かる範囲内で説明されるのですが、私は彼のレベルにも到底およびませんので…。

でも、どうにかこうにか、読み飛ばしせずに文字を目で追い、最後まで読めてよかった。
ちょっと唐突で強引な終わり方のような気もしましたが、すっきりしました。
綿貫は、いい卒論が書けましたね。

ただ、しばらく物理用語は見たくありません(笑)
か行その他 | Comments(0) | Trackback(1)
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