--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2008/01/09

「新釈 走れメロス 他四篇」 森見登美彦

新釈 走れメロス 他四篇新釈 走れメロス 他四篇
(2007/03/13)
森見 登美彦

商品詳細を見る

★★★☆☆

5つの名作を、それぞれの原典のテイストを生かした形で、森見さん独特の世界観で再構築した短編集。
テイストを生かすといっても、文体や設定や雰囲気は踏まえていますが、主題は微妙にずれがあり、別物のお話です。
(ちなみに原作は前半3作が既読、後半2作は未読なので、既読のものについてしか分かりません。
でも「桜の森の満開の下」も青空文庫で読んでみましたが、やはりずれがあると思います。)

それはさておき、いずれも森見さんお得意の京都が舞台となっている、腐れ大学生たち(笑)のお話となっています。
パロディとして気軽に読めば、それぞれの短編で登場人物がリンクしているし、以前読んだ「夜は短し歩けよ乙女」ワールドともつながっていて楽しめました。
>>続きを読む
スポンサーサイト
森見登美彦 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/01/07

「ホテルジューシー」 坂木司

ホテルジューシーホテルジューシー
(2007/09)
坂木 司

商品詳細を見る

★★★☆☆

以前読んだ「シンデレラ・ティース」の姉妹編にあたるお話です。
サキの友人、柿生浩美ことヒロちゃんが主人公。

大家族の長女として小さいころから弟や妹の面倒を見、家の手伝いをするのが習慣になっているヒロは、自分のことは後回しにしてでも人に世話を焼き、空き時間も有効に使いこなしててきぱき動く女子大生。
そんな彼女が、ぽっかりと空いてしまう夏休みに選んだバイトは、東京から遠く離れた沖縄の宿での住み込みの仕事でした。
当初は、石垣島のホテルで同世代の仲間と忙しく働くバイトに充実感を感じていたものの、急遽人手の足りなくなった別のホテルに応援にいくことになってしまいます。

那覇市内にある、そのホテルの名は「ホテルジューシー」。
わかりづらい場所にあり、雑居ビルのような外観で、ホテルの客室とマンションの部屋が階を隔てて混在する建物のそこは、長逗留する常連客や口コミでやってきた客がほとんど。
石垣島の宿とは趣のまったくちがうホテルで、ヒロはフロント業務や雑務全般を一人でこなすことになってしまいます。

他の従業員は、朝食料理担当の比嘉さん、掃除係のクメばあとセンばあ、そして昼行灯で頼りにならないけど夜は冴えるオーナー代理。
沖縄らしい、おおらかでのんびりとした従業員たちのいい加減な面に、苛立ったり脱力したりのヒロ。
さらに、宿泊客のなかにもヒロが放っておけない人たちが次々とあらわれて・・・。
>>続きを読む
坂木司 | Comments(0) | Trackback(0)
 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。