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2012/12/04

「ともしびマーケット」 朝倉かすみ

ともしびマーケット (100周年書き下ろし)ともしびマーケット (100周年書き下ろし)
(2009/07/22)
朝倉 かすみ

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★★☆☆

誰かの「いい日」に、ともしびを。たくさんの買い物客がうごめいています。みんなあんなに生きている。スーパーマーケットの白くあかるい照明にひとしく照らされている。たくさんの人生の「一日」を、著者ならではの語り口で描く、吉川英治文学新人賞受賞後、初の書き下ろし小説。
「BOOK」データベースより



久しぶりに朝倉かすみさん。
うーん…なんかピンと来なかったです。
「声出していこう」でも思ったけど、朝倉さんは長編のほうが好きかも。

1.いい日
2.冬至
3.平河
4.ピッタ・パット
5.232号線
6.流星
7.私
8.その夜がきて
9.土下座

最終話は帳尻合わせの大集合で終わってしまいました。
連作短編に対する私のハードルが上がってるのかな。
なかでは7番目の「私」のエピソードが好きでした。
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朝倉かすみ | Comments(3) | Trackback(1)
2010/12/28

「声出していこう」 朝倉かすみ

声出していこう声出していこう
(2010/08/19)
朝倉 かすみ

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★★★☆

 平凡な街の地下鉄駅構内で通り魔事件が発生。怪我人、十数名。犯人はそのまま逃走、まだ捕まっていない。
 その事件の余波で部活が休みになった男子中学生・マサノリは、母親に頼まれて大型スーパーに買い物に行き、小学校の同級生・西田とばったり会う。西田には「うざキャラ」のためかつて軽くいじめられた過去があった。
 
 その西田に「一緒に事件現場見に行かない?」とマサノリが誘われたことから、この物語は始まるのだが......。

 作家に恋する女子高生。自称「モテ男」の家業手伝い(ラーメン屋)兼自宅浪人生。4歳のとき世界の国旗と国名、首都が言えたことが唯一の心のよりどころの46歳独身男などなど、この街に住むうだつの上がらぬ6人の老若男女が、走って、恋して、自惚れて、戸惑って、言い訳して、嘆く。

 真犯人は、誰だ?  私は、何者だ?

 爆笑と感嘆の会心作。
出版社/著者からの内容紹介



読みやすいし、話の運び方やストーリーの構成が練られていて上手いなーと思いました。
面白かったことは面白かったのだけど、章ごとに主人公が移っていく連作短編のような形をとっているので、話の山場がはっきりあるわけではなく、なんとなく自分のなかで盛り上がりきれずに読み終わった印象です。
朝倉かすみさん、好きなんだけどな。

第一章 声出していこう
第二章 シクシク
第三章 みんな嘘なんじゃないのか
第四章 お先にどうぞ、アルフォンス
第五章 大きくなったら
第六章 就中 ―なかんずく―

一番印象に残ったのは、第四章。
けっして「なかった」ことにはならない、心にうっすらと澱のようなものがたまっている感覚。
主人公に親近感がわいたし、身につまされるようでした。

第二章のお話も微笑ましくて好きでした。
朝倉かすみ | Comments(0) | Trackback(0)
2009/01/21

「夫婦一年生」 朝倉かすみ

夫婦一年生 (shogakukan paperbacks)夫婦一年生 (shogakukan paperbacks)
(2008/07/31)
朝倉 かすみ

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★★★★


朝倉かすみさん、3冊目。
個人的にタイムリーな内容で、シチュエーションも自分のことと照らし合わせやすいため、余計におもしろく読めました。

ほんわかとした空気感が読んでいて心地よいです。
朔郎の東京から北海道への転勤を機に、青葉と朔郎は結婚して北海道に移り住むことになるのですが、知らない地で他に知り合いもなく、専業主婦として家に住まうことになった青葉に自然と自分を重ねていました。

新婚旅行から帰ってきたところから始まり、読み始めは二人の初々しさが微笑ましく、面映い。
夫唱婦随プレイとか、不退転なんて言葉が出てくるあたり、かわいいなぁと(笑)
だけど二人で生活を始めれば、驚き戸惑うことや、徐々に相手の様子に不満を持つことももちろんあります。
そんな微妙な状況でさえ、二人の口調がやわらかくて独特で、どこかほんわかした感じ。
二人のペースは徐々に出来てくるのだけど、ご近所付き合いや義理の両親の訪問と、気になる話題に事欠きません。
青葉の奮闘ぶりや失敗に、共感したり、わが身を振り返ったりと何かと忙しい(笑)

6編から成り、5編は妻の青葉の視点から、最後の1編は夫の朔郎の視点で書かれています。
朔郎目線の最終編は、構成の妙というか。
やっぱり妻の側からばかり読むと、朔郎の見方ははっとするものがあるし、最後の1ページにはにんまりしてしまいます。

やっぱり朝倉かすみさん、好きです。
朝倉かすみ | Comments(0) | Trackback(0)
2008/09/10

「好かれようとしない」 朝倉かすみ

好かれようとしない好かれようとしない
(2007/11/13)
朝倉 かすみ

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★★★☆☆

「肝、焼ける」を読んで以来、注目している作家さんです。
読んだのはこれが2冊目。
朝倉さんの書く文章ってやっぱり好き。
今回、内容やキャラはけっこう地味なんだけど、文章が上手くておもしろいから退屈しませんでした。
何気ないけど、はっとする言葉がいっぱい。
楽しく読書できました。

頭でっかちの性格で、どこか冷めていて、何かにがむしゃらになることや我を忘れることに抵抗を感じる風吹。
そのうえ赤面症で、恥ずかしい気持ちが先にたち、はじけられないし、ノリも悪い。
赤面や、人からどう見られるかを気にすればするほど、動きがぎくしゃくするし、変なことをしゃべる、それが余計にかっこ悪いと分かっていても、修正がきかない。
そんな「ユゲちゃん」な25歳女子が主人公のお話。
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朝倉かすみ | Comments(0) | Trackback(0)
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