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2012/12/26

「あと少し、もう少し」 瀬尾まいこ

あと少し、もう少しあと少し、もう少し
(2012/10/22)
瀬尾 まいこ

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★★★☆

あの手に襷を繋いで、ゴールまであと少し!誰かのために走ることで、つかめるものがある―。寄せ集めのメンバーと頼りない先生の元で、最後の駅伝に挑む中学生の夏を描くみずみずしい傑作青春小説。
「BOOK」データベースより



中学駅伝のメンバーが、心の葛藤やわだかまりを振り返りながら、それを乗り越え一歩成長して次の走者へと襷をつないでいく、リレー形式ならぬ駅伝形式の物語。
メンバーが同じ練習期間を回顧するため同様の場面がありながら、見方や捉え方がそれぞれに違っていて、どんどん折り重なっていくのが面白かった。
中学生ってこんなにきらきらしてるんだな。
瀬尾さんらしいやわらかくてあたたかな目線が、じんわりと心に響きました。
学校の課題図書になりそうな清らかでまっすぐな物語でした。
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瀬尾まいこ | Comments(0) | Trackback(0)
2012/12/03

「黄金の王 白銀の王」 沢村凛

黄金の王 白銀の王黄金の王 白銀の王
(2007/10)
沢村 凜

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★★★★

百数十年にわたり、国の支配をかけて戦い続けてきた鳳穐一族と旺廈一族。生まれた時から「敵を殺したい」という欲求を植えつけられていた二人の王。だが、彼らは過去のしがらみを断ち切った。そして、争いのない平和な世の中を作りたいという思いを理解し、陰で協力し合う道を選んだ。しかし、それは想像以上に厳しいものだった…。敵に捕われの身となった王と、混乱する二つの国をなだめて統べる王。二人が思い描いた理想は、はたして実現することができるのか。
「BOOK」データベースより



久々にがっつりなファンタジー。
沢村凛さん作品もたしか「カタブツ」以来で、ファンタジーは初読みです。

人名や地名の漢字の読み方が難しくて覚えられず、何度も本文と巻頭の登場人物一覧を行ったり来たり。
話も込み入っているのですらすらとは読めず、読むのにとても時間がかかりました。
そういうところも含めて、十二国記シリーズにはまっていた頃のことを思い出します(懐かしい!)。
こちらは1冊で完結です。

穭(ひづち)と薫衣(くのえ)、どちらかに肩入れすることもなくフラットな状態で楽しめました。
大人になったかも(笑)
第三章、泣けました。
世界観にどっぷりと浸かれて、読み終えての充足感も言うことなしの素晴らしい物語でした。
さ行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2012/08/23

「僕らのごはんは明日で待ってる」 瀬尾まいこ

僕らのご飯は明日で待ってる僕らのご飯は明日で待ってる
(2012/04/25)
瀬尾まいこ

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★★★☆
体育祭の競技“米袋ジャンプ”をきっかけに付き合うことになった葉山と上村。大学に行っても淡々とした関係の二人だが、一つだけ信じられることがあった。それは、互いが互いを必要としていること。でも人生は、いつも思わぬ方向に進んでいき…。読んだあと、必ず笑顔になれる、著者の魅力がぎゅっと詰まった優しい恋の物語。
「BOOK」データベースより


大好きな瀬尾まいこさんの作品。
内容は重たくても、軽やかでさっぱりとした、とても読みやすい文章を書く方です。

葉山と上村、二人の独特な空気感が微笑ましい。
最終章での展開には動揺して苦しくて泣きそうになってしまったけど、外で読んでいたので必死にこらえました。
痛みを感じながらも、それらをすべて包み込むような優しさを感じる物語でした。

ところで、Amazonのタイトル表記が「ご飯」になってるけど「ごはん」の間違いですよね。
気になる。

瀬尾まいこ | Comments(2) | Trackback(1)
2011/04/27

「おしまいのデート」 瀬尾まいこ

おしまいのデートおしまいのデート
(2011/01/26)
瀬尾 まいこ

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★★★☆



この世はいろんな“デート”で溢れてる。待ち合わせが生み出すワクワクする気持ち、楽しいひととき、別れる時のちょっとした切なさ。
「BOOK」データベースより



大好きな瀬尾まいこさんの本の予約がまわってきました。
すでに返却してしまったので、記録だけ。

瀬尾さんの短編を読むのは初めてだと思います。
病院の待合室で読んでいたのですが、さらさらと読みやすくて一気に読み終えました。
「ランクアップ丼」ではおもわずうるっときてしまって、慌てましたけど(笑)


以下5編収録。

おしまいのデート
ランクアップ丼
ファーストラブ
ドッグシェア
デートまでの道のり

瀬尾まいこ | Comments(0) | Trackback(0)
2010/09/24

「ワーキング・ホリデー」 坂木司

ワーキング・ホリデーワーキング・ホリデー
(2007/06)
坂木 司

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★★★☆

元ヤン・ホストが宅配便(特別仕様車)ドライバーに転身!?血気さかんな若者と所帯じみた小学生、親子と仕事と仲間によるひと夏の贈り物。
「BOOK」データベースより



さらりと読めて、くすっと笑えて、心がほんわかする。
そんな物語でした。

登場人物は、ちょっと個性的で、でもみんな憎めない、とてもいい人たち。
そこが、この物語を優しく感じさせるのかなと。

ちょっと都合よく話が進みすぎのきらいがあって、どこか物足りない気持ちにはなるのだけど、逆に言えば安心して読めます。
ユーモアを織り交ぜながら、文章も読みやすく、ページ数もそう多くないので、1日で読みきりました。
肩の力を抜いて、軽い読み物を読みたいときにいいかな。

これからのストーリーを予感させるような終わり方。
3人に、そしてヤマトを取り巻く人達に幸せになってもらいたいなと、温かい気持ちで本を閉じたのでした。
坂木司 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/03/17

「戸村飯店青春100連発」 瀬尾まいこ

戸村飯店青春100連発戸村飯店青春100連発
(2008/03/20)
瀬尾 まいこ

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★★★★

大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店の二人の息子は、性格も見た目もまるで正反対。東京、大阪と離れてくらす兄弟が再会をきっかけに人生を見つめ直していく。一番大切なことは近すぎて見えないもの。単純でバカでかっこわるいけどかっこいい男子の姿を見事に描いた、瀬尾まいこ・渾身の一作。
理論社HPより



好きな作家さんを5人挙げろと言われれば、迷わず瀬尾まいこさんをその1人に選ぶ、瀬尾さん好きです。
文章の読みやすさ、人物の魅力、人との距離感、話の雰囲気、たまりません(笑)
久々に瀬尾さんの小説を読んで、やっぱり大好きだなぁと思いました。

期限ぎりぎりで読みきったので、簡単に。

大阪の下町で中華料理店を営んでいる戸村家の、息子二人の物語。
次男のコウスケは、勉強はできないけど単純で明朗快活な野球少年で、常連客の笑いをとったり、店の手伝いをしたりとすっかりなじんでいる。
長男のヘイスケは、関西人でありながら下町や店の空気になじまず、クールで要領がよく、女の子にもよくモテる。
一歳差のこの兄弟は、それほど仲良くもなく交わす言葉も少ないのだけど、高校卒業という時期に差しかかり、それぞれの将来のことが、互いの距離感に微妙な変化をもたらしていきます。

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瀬尾まいこ | Comments(0) | Trackback(0)
2008/01/07

「ホテルジューシー」 坂木司

ホテルジューシーホテルジューシー
(2007/09)
坂木 司

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★★★☆☆

以前読んだ「シンデレラ・ティース」の姉妹編にあたるお話です。
サキの友人、柿生浩美ことヒロちゃんが主人公。

大家族の長女として小さいころから弟や妹の面倒を見、家の手伝いをするのが習慣になっているヒロは、自分のことは後回しにしてでも人に世話を焼き、空き時間も有効に使いこなしててきぱき動く女子大生。
そんな彼女が、ぽっかりと空いてしまう夏休みに選んだバイトは、東京から遠く離れた沖縄の宿での住み込みの仕事でした。
当初は、石垣島のホテルで同世代の仲間と忙しく働くバイトに充実感を感じていたものの、急遽人手の足りなくなった別のホテルに応援にいくことになってしまいます。

那覇市内にある、そのホテルの名は「ホテルジューシー」。
わかりづらい場所にあり、雑居ビルのような外観で、ホテルの客室とマンションの部屋が階を隔てて混在する建物のそこは、長逗留する常連客や口コミでやってきた客がほとんど。
石垣島の宿とは趣のまったくちがうホテルで、ヒロはフロント業務や雑務全般を一人でこなすことになってしまいます。

他の従業員は、朝食料理担当の比嘉さん、掃除係のクメばあとセンばあ、そして昼行灯で頼りにならないけど夜は冴えるオーナー代理。
沖縄らしい、おおらかでのんびりとした従業員たちのいい加減な面に、苛立ったり脱力したりのヒロ。
さらに、宿泊客のなかにもヒロが放っておけない人たちが次々とあらわれて・・・。
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坂木司 | Comments(0) | Trackback(0)
2007/12/11

「一瞬の風になれ 第一部 ―イチニツイテ―」 佐藤多佳子

一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ--一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
(2006/08/26)
佐藤 多佳子

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★★★☆☆

図書館の予約がやっと回ってきて、第一部を読むことができました!
運動嫌いの私ですが、スポーツをテーマにした青春小説にはまることは多いような気がします。
スポーツの才能にあふれた人にあこがれがあるのと、自分自身では味わえない高揚を感じられるからでしょうか。
ただ、その世界には疎いので、専門的なことが羅列されると、想像が及ばなくなって読むのがしんどくなってしまいます。

今作は、陸上競技の短距離を走る部員たちのお話なのですが、主人公の新二が陸上初心者のため、一緒にその世界を知ることができ、わりと分かりやすかったです。
軽いタッチで、話し言葉の多い文章なので、そのノリになじむまで読みづらかったのですが、試合の記述のあたりから慣れてきて、どんどん面白くなってきました。
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さ行その他 | Comments(2) | Trackback(0)
2007/11/17

「読み違え源氏物語」 清水義範

読み違え源氏物語読み違え源氏物語
(2007/02)
清水 義範

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★★★☆☆

中高生のときに漫画「あさきゆめみし」を読んで以来、現代語訳版をざっと読み、解釈の講義を受けたり研究授業に参加したりと、学生時代にはそれなりに興味を持っていた「源氏物語」。(でも、古文はあまり得意科目ではありませんでしたが 笑)

今となっては子細を忘れてしまうほど遠い存在になっていますが、「読み違え源氏物語」というタイトルに惹かれて、この本を読んでみました。
とても面白い趣向で、かなり斬新なものもありました。
ちなみに清水義範さんの本は初読みです。

学校で習うので問題ないかもしれませんが、私のように細部があやふや、または全く知らないという場合は、原典の主要人物がどういう人となりなのかを確認し、簡単にあらすじだけでも追っておいたほうが、楽しめると思います。
それを踏まえて読めば、源氏物語や古典が得意でない人も、このエピソードや人物が出てくる巻だけは読んでみようかな、なんて気分になるかもしれませんね。
私自身、また原典を読みたくなりました(笑)
以下、8編収録です。
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さ行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2007/10/25

「ししゃも」 仙川環

ししゃもししゃも
(2007/07)
仙川 環

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★★☆☆☆

一流商社をリストラされ北海道の故郷に帰ってきた川崎恭子。失意の彼女が目にしたのは、さびれた町の風景だった。若者は町を去り、シャッターを閉めた店ばかり。このままでは、町にも自分にも明るい未来はない。そんな恭子が地元の水産試験場で虹色に輝く不思議なししゃもと出会う。その味の素晴らしいこと。「虹色ししゃもで町おこしだ――!」恭子は売り込みに奮闘するが……。
祥伝社HPより


表紙の装丁のかわいさにほだされた感があります(笑)
最終章がなければ、★1つでした。

主人公恭子の無鉄砲な強引さと、私はみんなとはちがうという自負、町の人たちを下に見ているかのような傲慢さが鼻についてしょうがなかったです。
東京の一流商社で働いていたのだから、町の人と感覚が合わないのも当然なのに、かつての同級生に
「悪いけど、やっぱりこういうところにずっといると、世の中の動きがみえなくなってしまうのかしらね」
と平気で言ったり、心配する両親に
「黙って見ていてくれればいいのよ。この件について、できることなんか何もないでしょ?」
なんて言い放つのに、いちいち反感を覚えて、共感できませんでした。
悪戦苦闘しながらも、めげないバイタリティはすごいとは思いますけど。
こういうお話は、主人公を応援したい気持ちにならないと乗ってこないんです。(私の心が狭いのでしょうかね 笑)

町の人たちも、生活がかかっているとはいえ利己的で、どこか人任せ。
こんな調子で「ししゃもで町おこし」はどうなっていくんだろう、というところでこの事業のキーマンが失踪してしまうあたりから、少しミステリー要素が入ってきます。
キーマンは何故、どこへ消えてしまったのか、この計画は成功するのか?

以下ネタバレです。
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さ行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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