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2013/12/08

「百瀬、こっちを向いて。」 中田永一

百瀬、こっちを向いて。百瀬、こっちを向いて。
(2008/05/10)
中田 永一

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★★★☆


恋愛アンソロジー「I LOVE YOU」などで読書界を騒然とさせた話題の大型新人、初めての恋愛小説集。
「BOOK」データベースより



数年前に話題になったと記憶していますが、中田永一さんは乙一さんの別名義だそうで。
恋愛小説にはあまり関心が向かないほうだけど、いつか読んでみようと思っていた本です。
読みやすくて1日で読破。
それぞれの話に仕掛けがあって小気味よく、さらりと楽しめました。

「百瀬、こっちを向いて。」
「なみうちぎわ」
「キャベツ畑に彼の声」
「小梅が通る」
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な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2013/10/14

「女中譚」 中島京子

女中譚女中譚
(2009/08/07)
中島 京子

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★★★☆

昭和初期の林芙美子、吉屋信子、永井荷風による女中小説があの『FUTON』の気鋭作家によって現代に甦る。失業男とカフェメイドの悪だくみ、麹町の洋館で独逸帰りのお嬢様につかえる女中、麻布の変人文士先生をお世話しながら舞踏練習所に通った踊り子……。レトロでリアルな時代風俗を背景に、うらぶれた老婆が女中奉公のウラオモテを懐かしく物語る連作小説集。



覚え書き。
心ここに在らず、の状態で読んでしまったので、文字を目で追っただけの印象。
中島京子さん、好きなんですが。

機会があればもう一度読み直したいです。
な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2013/02/05

「秘密は日記に隠すもの」 永井するみ

秘密は日記に隠すもの秘密は日記に隠すもの
(2012/07/18)
永井 するみ

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★★★☆

父親の秘密を見つけた女子高生の日記「トロフィー」母の死を引きずる43歳独身男性の日記「道化師」姉妹で同居している結婚を控えた姉の日記「サムシング・ブルー」熟年夫婦の日常を記した夫の日記「夫婦」。まったく無関係な4人だが、本人たちも気づかぬところで、実は不思議な繋がりがあった…。
「BOOK」データベースより


2010年に49歳という若さで亡くなった永井するみさんの、最後の作品。
それぞれの話に日記形式ならではの仕掛けがあり、映像では作れないような、文章で味わうことの醍醐味を感じられました。
シリーズ途中での逝去ということで未完作品でもあり、この続きが読めないのはとても残念ですが、4話だけでも十分に楽しめました。
他に1作しか読んでいない作家さんなので、これまでの刊行本を読んでいきたいと思います。

な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2012/02/04

「愛情日誌」 夏石鈴子

愛情日誌 (角川文庫)愛情日誌 (角川文庫)
(2010/01/23)
夏石 鈴子

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★★★★

前は首にしがみついて「うわぁ、好き好き好き」という感じだったけど、今は後ろをどこまでも付いて一緒に歩いていきたいという好きなのだ。―恋愛して、結婚して、家族になった、映画監督の明彦と、働く主婦豊子。2人の子どもたちに囲まれた生活は、恋愛だけのわけがない。セックスも減ったし、ときめくことも減った、恋愛の先にある夫婦の生活を、温かくユーモラスに綴る、とびきりの愛情小説。
「BOOK」データベースより



友人のお勧めで、初めて夏石鈴子さんの著作を読みました。
実は、これまでまったく存じ上げない作家さんで、どういう作品を書く方なのか興味津々。

2児の母親、豊子。
職業柄、夫の収入が一定していないので、一家の大黒柱として働く主婦です。
気取らずありのままに描かれた日常と、子育てと仕事の両立に奮闘する様子はとてもリアリティがあり、まるで日記やエッセイを読んでいるようでした。
私自身は子どもがいないので、夫による家事育児の関わり方など、わぁ!すごく大変そうだな…と思う部分が多かったけれど、同じく働きながら子育てをされている女性にはとても共感をよぶ物語だと思います。

とても読みやすい文章だったし面白かったので、他の作品も読んでいきたいです。
な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/03/19

「サイゴン・タンゴ・カフェ」 中山可穂

サイゴン・タンゴ・カフェサイゴン・タンゴ・カフェ
(2008/02)
中山 可穂

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★★★★

タンゴとラテンの情熱を背景に、生き死にと恋の狭間で揺れ動く人びとの模様を描いた、著者の新境地5作品。いずれ劣らぬ珠玉作品集です。
角川書店HPより



なんて濃厚で上質な読書の時間だったか。
中山可穂さんの短編集は、短編ゆえの物足りなさなどまったくなく、むしろ個々の濃密さに酔う、贅沢な一冊でした。

「ケッヘル」に続き、中山さん2冊目です。
今度は、文中太字がなくてほっとしました(苦笑)
中山さんは、物語のなかにご本人が透けて見えるようで、まさに身を削るようにして小説を書いているのではないかと、勝手に想像しました。
だからか、読むほうもそれ相応の体力を消耗し、読み終えてからしばらく放心してしまいます。
>>続きを読む
な行その他 | Comments(0) | Trackback(1)
2008/06/11

「ケッヘル」 中山可穂

ケッヘル〈上〉ケッヘル〈上〉
(2006/06)
中山 可穂

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ケッヘル〈下〉ケッヘル〈下〉
(2006/06)
中山 可穂

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★★★☆☆

少し前に読み終わったのですが、時間がなくて感想を書く前に本を図書館へ返してしまいました。
余裕があればまた借りて、忘れないうちに感想を書ければいいなと思います。

内容と関係のないところで感じたことを一つ。
小説というジャンルの本文中にある太字が、実は苦手です。
小説以外の、たとえば実用書やマンガはまったく意識しないから不思議なんですけど。

この本には太字がときどき使われていて、やっぱり苦手だ!と再認識してしまいました(苦笑)
引用箇所や、紙に書かれていたものの抜き出しの区別のために太字が使われているのは気にならないのに、強調のために一文や語句が太字にされていると気になって仕方がない。
今まで考えたことがなかったのですが、教科書的というか、ここが重要! この言葉はポイント!と指し示される感じがどうもだめなようです。

この「ケッヘル」も、熱中して読んでいても、太字が出てきた途端、気持ちの中で温度が2度くらい下がってしまいました。
お話はとても壮大なスケールで、ドラマチックでおもしろかったのですが、それがとても残念でした。
な行その他 | Comments(2) | Trackback(0)
2007/12/23

「チェリー」 野中ともそ

チェリーチェリー
(2007/09)
野中 ともそ

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★★☆☆☆

13歳のショウタは、伯父から夏休みにアメリカ行きを誘われます。
伯父所有のアメリカの家に、元妻ベレニスの母親モリーが一人で住み続けており、家を売却するためにモリーに出て行ってもらうのを説得するためです。
ショウタは頼りない伯父に付き添って、アメリカ北西部の「さくらんぼの州」にある伯父の家へ向かいます。

その家は、蛍光がかったミドリ色に塗られ、敷地には瓦礫や異臭を放つがらくたの丘があり、毒のある蔓草がはびこり、家の中も水たまりのできた台所や穴を開けた窓としっちゃかめっちゃかに改造されていました。
モリー自身も黄と黒のミツバチ柄のばかでかいシャツに、不可解な色合いに染まったロングスカートをはき、アヒルのくちばしのようなゴム靴といういでたち。
「魔女たいじ」と勇んでやってきたショウタは、気勢をそがれるとともに、モリーが極度の人見知りで、少女のような心で、自分の世界を崩さずに不器用に生きていることを知り、次第に心を惹かれていくのです。

ショウタ自身は、両親の離婚により住み慣れたアメリカから母とともに日本へ帰国し、鬱屈とした気持ちを抱えて日々を過ごしていたところでした。
日本語よりも英語が得意なことを学校でからかわれ、次第に誰とも口を聞かなくなり、いつもヘッドホンで外界を遮断するようにギャングスタ・ラップを聴きいて音楽で武装する毎日を送っていました。
伯父からアメリカ行きを持ちかけられたのに飛びついたのも、日本での日々から逃れたい気持ち、母にも一人の時間を上げたい気持ちなどがあったのです。

じょうずに居場所を見つけられない人間をいつの間にか引き寄せてしまう、モリー。
ショウタもそんな引き寄せられた人間の一人でした。
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2007/12/12

「この人と結婚するかも」 中島たい子

この人と結婚するかもこの人と結婚するかも
(2007/09/05)
中島 たい子

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★★★☆☆

中島さんは今作までに3冊の既刊本があり、全て読んでいます。
ページ数が少なく文章が読みやすいし、独身女性が主役なことから私にとってテーマが興味深く、心情に共感を持ちやすいのです。
なので、新刊がでるとついつい手が伸びます。
表題作他、めずらしく男性が主人公の「ケイタリング・ドライブ」を収録。
共通項は、独身、勘違い、食べ物。

以下、ネタバレ部分がありますのでご注意ください。
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2007/11/14

「年に一度、の二人」 永井するみ

年に一度、の二人年に一度、の二人
(2007/03/07)
永井 するみ

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★★★☆☆

永井するみさんの本を初めて読みました。(←これ、しょっちゅう書いている気がします 笑)
印象としては、巧いなぁという感じ。
このお話自体は読後感が爽快とまではいかず、もやもやが残るのですが、それでも永井さんの本をこれからも読んでみたいなと思わせる魅力を感じました。

「もしも、どちらか一方が現れなかったら、それで終わり。」
お互いに相手に無理をさせず、邪魔をしない取り決めのもと、一年後の同じ日に同じ場所で会うことを約束した、男女二組とそれを取り巻く人たちの話です。

「シャドウ」
夫との間に大きな溝ができていて、孤独を感じていた沙和子が、出張で訪れた香港。
ハッピーバレー競馬場にて、門倉という昔仕事で関わった男性に偶然の再会したことをきっかけに、一緒にレースを観戦し、食事を共にする。
そして香港在住の門倉は、来年十月の第三水曜日に同じ場所で会おうと約束する。

それから二人は、年に一度の秘密の逢瀬を重ねること数年。
一人息子の義務教育が終わった今年、自分はどうしたいのか、沙和子が門倉に思いを馳せるところで終わります。

尻切れトンボだなぁと思いつつ、別の男女の話へ。

「コンスタレーション」
OLの夏凛が、旅行で訪れた香港。
そこでたまたま出会った五歳年下でアメリカの大学院に通う学生、朗に半ば強引に連れられ、ハッピーバレー競馬場へ行くことに。
骨董市に行ったり食事をしたり、競馬を観戦したりと一緒に短い時を過ごす。
「実家の近くにいるのが居心地がいいから、離れたくないだけだったりして」
「夏凛さんは余力を持ってる。そんな気がする」
と朗に言われた言葉に、揺さぶられます。
一年後の十月の第三水曜日にまたここで会おうという朗の言葉に、帰国後も心を翻弄される夏凛。

その後親しくなった飯島に安心と安定を感じ、彼となら理想の家族を築けそうだと思いながらも、朗のことが頭から離れません。
飯島から旅行に誘われますが、その日は朗と約束した十月の第三水曜日で・・・。

「グリーンダイヤモンド」
「シャドウ」「コンスタレーション」のそれぞれの登場人物に加え、ハッピーバレー競馬場で働くサムの話を絡めて、物語は十月の第三水曜日を迎えます。
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な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
2007/11/05

「プリズム」 野中柊

プリズムプリズム
(2007/06)
野中 柊

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★★☆☆☆

大切なものほど、こわれやすいのだろうか。たとえば、優しい夫のいる温かい家庭。でも、私の心はもうそこにはない。始まりは理由もなく、きっかけがあっただけ。私は通う。あの人の部屋へ。恋しい人は夫の親友だった……。三十代の女性が迷い込む、愉悦と裏切りの世界。身に覚えがないとは言わせない、スリリングな恋愛小説。
新潮社HPより


恋愛小説は、私のなかで好き嫌いがはっきりしてしまうジャンルでもあります。

野中柊さんの作品は初めて読みました。
許されざる恋の話だからという潔癖な理由ではなく、私好みではありませんでした。

身も蓋もない言い方になりますが、不自由なく余裕のある生活を送っていて幸せなはずの主婦の波子が、夫の親友と不倫の恋におちてしまい、葛藤するお話です。
読んでいて、おまえもか!と何度思ったことでしょうか(笑)
ストーリー自体は平板でゆるやか、ありがちな展開に思えました。

以下、少し辛口な感想です。
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な行その他 | Comments(0) | Trackback(0)
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