「神様のパズル」 機本伸司 

神様のパズル神様のパズル
(2002/11)
機本 伸司

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★★★☆☆

卒業ゼミに素粒子物理学研究室を選択した留年寸前の僕が担当教授から命じられたのは、不登校の女子学生・穂瑞沙羅華をゼミに参加させるようにとの無理難題。なにしろ穂瑞ときたら、精子バンクを利用して生まれた天才児で、建設中の巨大加速器「むげん」の発案者でありながら、その天才さゆえに大学側も持て余し気味という問題児なのだから。案の定、僕を鼻であしらう穂瑞だったが、一人の老聴講生・橋詰さんの発した究極の疑問「宇宙を作ることはできるのか?」をぶつけてみたところ、なんとそれを討論テーマとしてゼミに現れたのだ! 僕は穂瑞と同じチームで、宇宙が作れることを立証しなければならないことになるのだが……。「宇宙の作り方」という壮大なテーマを、みずみずしく軽やかに描き切った大型SF!
角川春樹事務所HPより


またもや時間がなくて雑感のみです。

映画化されたということで、気になって借りてきたのですが。
この本を読み終えるのにどれだけ時間がかかったんだろう、というほど読み進まないお話でした。
お話がおもしろくなかったとか、退屈だったとかではなく「物理」がまったく分からなかったからなんです(泣)
ひっきりなしに出てくる専門用語と、論理や説明がさっぱり分からず、まず拒否反応。
慣れるまでにかなりの時間を要してしまいました。
完全に文系の私は、物理には中学の授業以来まったく関わりなく生きてきたので、一般常識的なことですら、知らないか、忘れてるかです。
お話は、綿貫という大学生が日記を書いている体裁で話が進んでいくので、劣等生の彼が分かる範囲内で説明されるのですが、私は彼のレベルにも到底およびませんので…。

でも、どうにかこうにか、読み飛ばしせずに文字を目で追い、最後まで読めてよかった。
ちょっと唐突で強引な終わり方のような気もしましたが、すっきりしました。
綿貫は、いい卒論が書けましたね。

ただ、しばらく物理用語は見たくありません(笑)

「仏果を得ず」 三浦しをん 

仏果を得ず仏果を得ず
(2007/11)
三浦 しをん

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★★★☆☆

ああ、またしてもきちんと感想書く時間がないです…
忘れないように、とりあえず一言感想のみ。

文楽ってちゃんと見たことないし、私にとってはまったくの未知の世界なのです。
そんな、近寄りがたい伝統芸能が、魅力たっぷりに書かれてあっておもしろかったです。
文楽の作品と、それぞれの登場人物の物語がうまく組み合わさっているのがよかった。
それぞれが芸の道を貫くストイックなまでの思いに圧倒されると共に、人間らしい感情が作品世界に絡んでいくところが読んでいて親しみやすいです。
文楽は、太夫と三味線と人形遣いの三業一体の芸能。
このお話の中では、太夫と三味線がメインですが、そのコンビネーションのなせる業が、文字のなかで存分に味わえました。

文楽のお話にあまりに疎すぎたため、こちらの本を手元に置いて読みました。
あらすじで読む名作文楽50 (ほたるの本)あらすじで読む名作文楽50 (ほたるの本)
(2005/06)
高木 秀樹青木 信二

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「花が咲く頃いた君と」 豊島ミホ 

花が咲く頃いた君と花が咲く頃いた君と
(2008/03/19)
豊島 ミホ

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★★★☆☆

「まんまこと」 畠中恵 

まんまことまんまこと
(2007/04/05)
畠中 恵

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★★★☆☆

「ケッヘル」 中山可穂 

ケッヘル〈上〉ケッヘル〈上〉
(2006/06)
中山 可穂

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ケッヘル〈下〉ケッヘル〈下〉
(2006/06)
中山 可穂

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★★★☆☆

少し前に読み終わったのですが、時間がなくて感想を書く前に本を図書館へ返してしまいました。
余裕があればまた借りて、忘れないうちに感想を書ければいいなと思います。

内容と関係のないところで感じたことを一つ。
小説というジャンルの本文中にある太字が、実は苦手です。
小説以外の、たとえば実用書やマンガはまったく意識しないから不思議なんですけど。

この本には太字がときどき使われていて、やっぱり苦手だ!と再認識してしまいました(苦笑)
引用箇所や、紙に書かれていたものの抜き出しの区別のために太字が使われているのは気にならないのに、強調のために一文や語句が太字にされていると気になって仕方がない。
今まで考えたことがなかったのですが、教科書的というか、ここが重要! この言葉はポイント!と指し示される感じがどうもだめなようです。

この「ケッヘル」も、熱中して読んでいても、太字が出てきた途端、気持ちの中で温度が2度くらい下がってしまいました。
お話はとても壮大なスケールで、ドラマチックでおもしろかったのですが、それがとても残念でした。